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【五輪最終予選】大会1号・松木弾で先制も、西尾の一発レッドで数的不利に 中国戦前半1―0

[ 2024年4月16日 22:58 ]

サッカーパリ五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会1次リーグB組第1戦   日本-中国 ( 2024年4月16日    ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム )

<日本・中国>前半、レッドカードをもらう西尾(左)(撮影・小海途 良幹)
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 パリ五輪出場権を狙うU―23日本代表は大会初戦でU―23中国代表と対戦。前半8分、MF松木玖生(20=FC東京)が左足を合わせて先制点。しかし、同17分、センターバックの一角を担うDF西尾隆矢(22=C大阪)が一発レッドで退場。厳しい立ち上がりとなった。

 大会1号を奪ったのは松木だった。前半8分、右サイドの山田楓からのクロスに反応。オフサイドを警戒しながら、相手DFの背後、うまくゴール前ファーサイドへ抜け出し、左足を合わせた。

 しかし、同16分に状況が一転。中国のMF賈非凡が西尾との接触で倒れた。VAR判定の結果、西尾はボールと関係ないところで賈非凡と接触。この際に頭部への接触が確認され、退場処分となった。

 五輪予選での退場者は08年北京五輪アジア最終予選以来。07年9月12日カタール戦の後半23分に本田拓也(法大)がに警告2度で退場している。原則23歳以下となった92年バルセロナ五輪以降で2人目。

 数的不利となり、同22分にはMF山本に代わり、DF木村がピッチサイドに。守備の際は藤田と松木がボランチの位置で並ぶ形となった。

 同38分、中国の強烈なミドルシュートはクロスバーに助けられた。前半終了間際は中国の攻撃に耐え続ける時間帯が続き、1点リードで前半を折り返した。

 ▽パリ五輪アジア最終予選 U―23アジア杯として4月15日~5月3日にカタールで開催し、16チームが出場。4組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメント進出。上位3チームが本大会出場権を獲得。4位チームはアフリカ予選4位のギニアとプレーオフ。日本は1次リーグB組で中国戦の後は、UAE(19日)、韓国(22日)と対戦する。

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