湘南のFW福田、J1初ゴールに「支えてくれた人に感謝したい」

横浜戦でゴールを決めた湘南・福田
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　前節の横浜戦でJ1初ゴールを決めた湘南のFW福田翔生（23）があらためて喜びと関係者への感謝を口にした。横浜戦の後半15分から出場し、35分にゴール前の混戦からシュートし、貴重な同点ゴールを決めた。「においがした」と振り返ったが、J1初ゴールに「いろいろな人からおめでとうと言われた。そういう人の支えに感謝したい」と続けた。

　東福岡からJFLだった今治入りしたが出場機会はなく、得点もなし。一昨年オフに契約満了になった。YS横浜に入団してFWに転向して開花、前半戦だけで21試合で11得点をマークした。8月に2階級特進で湘南に加入、豊富な運動量で終盤に出場して、前線で走り回り、クローザーとしてチームのJ1残留に貢献した。しかしゴールはなし。「決まった瞬間はやっときたと思った。プレッシャーが自分の中であった。決められてよかった。長かった分、重圧もめちゃくちゃ感じていた」と振り返る。G大阪の兄・湧矢（25）からも祝福されたという。6月にはG大阪戦がある。「きょうだいで対戦するのが夢」と、実現を楽しみにしている。努力の末に決めたゴールでチームを変えられるか注目だ。