C大阪MF香川、清武が17日のルヴァン杯・岩手戦で復帰へ　小菊昭雄監督が示唆

C大阪・香川真司

　C大阪は16日、あす17日のルヴァン杯2回戦・岩手戦（いわスタ）へ向け調整し、小菊昭雄監督がMF香川真司（35）、MF清武弘嗣（34）のベンチ入りを示唆した。

　香川は3月16日の鳥栖戦（駅スタ）を最後にリーグ戦4試合連続で、清武は開幕からともにコンディション不良のためベンチ外となっていたが、今月初旬の全体練習には完全合流していた。

　1―0で勝利した13日の川崎F戦（ヨドコウ）から岩手戦、21日の名古屋戦（豊田ス）と9日間で3試合の強行軍で、指揮官は「疲労が溜まってくる選手もいますので、リフレッシュが必要な選手を休ませることも考えている」とターンオーバー（選手の大幅な入れ替え）を明言。その上で「真司もキヨ（清武）も佑一（＝MF平野）も順調に回復しているので、出場時間の制限がある選手もいるんですけど、そういった選手もあす躍動してくれることを期待しています」と話し、今季浦和から完全移籍も、こちらもコンディション不良で欠場が続いていたMF平野佑一（28）を含めた3選手の復帰を示唆した。

　リーグ戦では開幕からのクラブ不敗記録を8に伸ばし、5勝3分けで堂々の首位。選手としての能力はもちろんのこと、精神的支柱でもある香川、清武が戦線に復帰すれば、これほど心強いことはない。岩手に勝ち、G大阪がJ3・FC琉球に勝てば5月22日の3回戦ではプレーオフラウンド進出をかけた大阪ダービーが実現。カップ戦でも主役の座は譲らない。