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松井大輔、現役引退発表インスタライブで本田圭佑が独特エール「引退ってホンマなん?撤回したら」

[ 2024年2月20日 21:43 ]

松井大輔(左)と本田圭佑
Photo By スポニチ

 元日本代表MFの松井大輔(42)が現役を引退する決意を固めたことが20日、分かった。同日、インスタライブで発表した。

 昨季はJ3のYS横浜で選手兼コーチとして出場10戦で1得点の成績を残すもシーズン終了後、24年の契約を更新せずに退団。一定の時間を置き、プロ生活を「やり切った」という感覚が芽生え、スパイクを脱ぐ決断に至ったという。

 インスタライブには、サッカー元日本代表の大久保嘉人氏、女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里さんの2人が登場。当初はゴルフ談義で場を和ませていたが、現役引退を発表すると「お疲れ様」と声が飛んだ。

 2人とは、それぞれの引退劇を振り返りながら、引退後のアドバイスが欲しいという松井に対して、大久保氏は「今まで、できなかったことをやった方がいい。違う世界が見えたら、人間的にも大きくなる」と話し、吉田さんも「違う世界を見たことがなかったから、こういう世界もあったんだと気づかされた。色んな人とも出会えるし、楽しくなると思う」と助言を送った。松井はサッカー関連の仕事に興味があるという。

 その後、ルマン時代や磐田など所属したチームのユニホームと思い出話を続々と披露していると、サッカー元日本代表の本田圭佑も登場。「引退ってホンマなん?冗談かと思った」と笑わせた。

 今後について助言を求められた本田氏は「俺は現役と引退の概念がない」と持論を語り、自身の去就について「草サッカーでも観客がいれば、僕の概念では現役。見たい人が1人もいなくなったら、引退する。大ちゃんのサッカーを見たい人はいるし、人を喜ばせるサッカーはできるはず。だから、大ちゃん、引退を撤回したら?」と独特エールで再び笑わせていた。

 ◇松井 大輔(まつい・だいすけ)1981年(昭56)5月11日生まれ、京都市出身の42歳。鹿児島実から00年に京都入り。04年のルマンを皮切りにフランス1部の4クラブで通算148戦17点。攻撃的MFを中心に各世代代表の常連で04年アテネ五輪では背番号10を背負った。A代表では通算31戦1得点。21年にはFリーグのYS横浜にも加入、ポジションはアラ。11年6月にはタレントの加藤ローサと結婚。利き足は右。1メートル75、66キロ。

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