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本田圭佑 ライセンス制で持論「FIFAに働きかけている」アジア杯でベンゲル氏と“意見交換”していた

[ 2024年2月20日 22:51 ]

本田圭佑
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 サッカー元日本代表MF本田圭佑(37)が、元日本代表MFの松井大輔(42)が現役引退を発表したインスタライブに登場。独自の見解を披露した。

 松井の引退の経緯などひと通り、話していた際に、本田はサッカーの監督になるための「ライセンスはいらない」と持論を展開。本田はこれまでも自身のSNSで「サッカーの指導ライセンスについて。指導テストなど別に必要ない。必要最低限のルールテストで合格すればS級を渡すべきで、その方が絶対にサッカー界にとって有益」「どの指導者と契約するかは経営者の責任」などと語っていたが、この日も私見を述べた。

 大久保嘉人氏が将来の監督就任を目指しているが、ライセンスがまだない。ただ本田は「ライセンスはいらない。全員に言っていますよ」と持論を語った。

 先日、サッカー・アジア杯の決勝戦に視察にカタールを訪れた際にはアーセナルの監督を長年務めた名将アーセン・ベンゲル氏とも会い、本田が「ライセンス」について「任意でいいのではないか。無名の人が監督になる場合はさすがに雇ってもらえないが、ノウハウもある人は学ばなくても戦術は人それぞれやし、哲学に沿ってやりたいサッカーをやればいい。あかんかったら雇った社長の責任」などの話をすると「ベンゲルは否定することなく、普通にうなづいていました」と当時の様子を振り返った。

 ライセンス制度については「あったらいいと思う」と全て反対するわけではなく、「なかったら指導できひんというのは、それはそれでどうなん?と思う」と私見を口にして「レジェンドが辞めてから、3、4年間も監督できないのはラグができる」とマイナス面を力説した。

 また「FIFAに働きかけている。10年くらい掛かるかもしれんけど」とも言及。改革に向けて自らが動いていることも明かした。

 これには松井、大久保氏の両人が「期待している」と称賛し、本田は「大ちゃんの監督を見てみたい」とラブコールを送っていた。

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