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【アジア杯】日本救った!南野の2発 先制&同点弾「何とかゴールでチームを助けたいと思っていた」

[ 2024年1月14日 22:50 ]

アジア杯1次リーグD組   日本4-2ベトナム ( 2024年1月14日    カタール・ドーハ )

<アジア杯 日本・ベトナム>前半、ゴールを決め喜ぶ南野(撮影・西海健太郎)
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 男子サッカー日本代表(世界ランク17位)は14日、カタールで開催中のアジア杯1次リーグD組初戦でベトナム代表(同ランク94位)に4―2で勝利。先発出場したMF南野拓実(28=モナコ)が2得点を決め、史上13人目となる国際Aマッチ通算20得点を記録するなど活躍。苦しみながらも白星発進を飾った。

 日本の苦境を救ったのはMF南野だった。前半11分に先制ゴール。その後、日本はセットプレーから2失点し逆転される苦しい展開となったが、前半45分に再び南野がMF遠藤のスルーパスからこの日2点目となる同点ゴール。史上13人目となる国際Aマッチ通算20得点を記録した。さらに前半アディショナルタイムにはMF中村敬が“左45度”付近から鮮やかな右足ミドルを突き刺し逆転に成功するなど、流れを呼んで、白星に導いた。

 南野は「きょうの試合は初戦ということで、非常に重要な一戦。結果的に勝利することができてよかった」と逆転勝利に胸をなでおろした。ベトナムのコンパクトな守備陣形に苦戦する時間帯もあったが、南野の同点弾で息を吹き返した。

 南野は「先制した後、難しい形で逆転された。何とかゴールでチームを助けたいと思っていた。前半終了間際、勝ち越しにもつながった。試合運びは良くはなかったが、強さを示せて良かった」と語り、「これが初戦。まだグループリーグ突破も決まったわけでもない。次もしっかり気を引き締めていい準備をしたい」と、早くも次戦を見据えた。

 前大会惜しくも準優勝に終わった森保ジャパンは、3大会ぶり5度目の優勝を目指す初陣でかつて日本代表を指揮したトルシエ監督率いるベトナム代表と激突。海外メディアからも「優勝候補筆頭」として推されるなど、ライバル国から熱視線を浴びるなかでの注目の初戦となったが、見事な逆転勝ちを収めた。

 白星発進を飾った日本は次戦、19日に1次リーグ第2戦でイラク代表と対戦予定。24日には同第3戦でインドネシア代表と対戦する。

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