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日本代表 南野2発&中村敬が勝ち越し弾!アジア杯初戦から“壮絶な撃ち合い”3―2で前半終了

[ 2024年1月14日 21:26 ]

アジア杯1次リーグD組   日本―ベトナム ( 2024年1月14日    カタール・ドーハ )

<アジア杯 日本・ベトナム>前半、逆転ゴールを決め喜ぶMF中村敬(右手前)(撮影・西海健太郎)
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 男子サッカー日本代表(世界ランク17位)は14日、カタールで開催中のアジア杯1次リーグD組初戦でベトナム代表(同ランク94位)と対戦。セットプレーから2失点と逆転を許するも、前半終了間際にMF南野がこの日2点目となる同点ゴール。さらにMF中村敬も鮮やかなミドルシュートを決め、3―2と再逆転し後半へと折り返した。

 3大会ぶり5度目の優勝を狙う注目のアジア杯初戦は、かつて日本代表を指揮したトルシエ監督が率いるベトナム代表と激突。先発メンバーは最前線にFW細谷を起用。2列目中盤は右からMF伊東、MF南野、MF中村敬と並べ、ダブルボランチは主将のMF遠藤とMF守田のコンビに。DFラインは菅原、板倉、谷口、伊藤洋を起用。21歳のGK鈴木彩はアジア杯日本代表GK最年少出場を果たした。また、故障明けで状態が“万全”ではないMF三笘、DF冨安、DF中山の3人はベンチ外。MF久保やMF堂安、FW上田などがベンチスタートとなった。

 試合は前半11分、左コーナーキックの流れからMF南野が先制ゴール。DF菅原のシュートのこぼれ球を右足で押し込み、1日のタイ戦に続き2試合連続得点。国際Aマッチ通算19点目となり、史上13人目の通算20得点まで、あと1とした。

 幸先良く先制した日本だったが、同16分に失点。コーナーキックからニアサイドに走り込んできたFWグエン・ディン・バクに頭で後方へフリックされると、ゆっくりと弧を描いたボールはそのままファーサイドのネットへゴールイン。GK鈴木彩はどうすることも出来ず、同点に追いつかれた。トルシエ監督に抜てきされた19歳の新鋭は期待に最高の結果で応えて見せた。

 さらに同33分にもセットプレーから失点。右サイドでのフリーキックからファーサイドにフワリとしたクロスを入れられると、相手の長身選手に競り負け頭で落とされたボールをGK鈴木彩が弾くも、FWファム・トゥアン・ハイに押し込まれ逆転を許した。

 それでも前半終了間際にMF南野が同点ゴール。MF遠藤からのスルーパスを受けたMF南野がワントラップから正確な右足シュートでネットを揺らした。さらに前半アディショナルタイムにMF中村敬が鮮やかな右足ミドルシュートで勝ち越しゴールを決め、1点リードで前半を終えた。

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