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日本代表・中村敬斗 歴史的6戦6連発!54年ぶり大記録 「パスを受けた時から振りにいこうと」

[ 2024年1月14日 22:47 ]

アジア杯1次リーグD組   日本4―2ベトナム ( 2024年1月14日    カタール・ドーハ )

<アジア杯 日本・ベトナム>前半、逆転ゴールを決め喜ぶMF中村敬(右手前)(撮影・西海健太郎)
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 男子サッカー日本代表(世界ランク17位)は14日、カタールで開催中のアジア杯1次リーグD組初戦でベトナム代表(同ランク94位)と対戦。4―2で下した。先発出場したMF中村敬斗(23=S・ランス)が2―2の前半アディショナルタイムに鮮やかなミドルシュート。昨年3月24日のウルグアイ戦でのA代表デビューから6戦6得点となり、70年の上田忠彦以来、54年ぶりの記録を樹立した。

 また、先発出場したMF南野拓実(28=モナコ)が2得点を決め、史上13人目となる国際Aマッチ通算20得点を記録するなど活躍。苦しみながらも白星発進を飾った。

 日本は前半11分にMF南野が先制ゴールを決めるも、セットプレーから2失点し逆転される苦しい展開。それでも前半45分にMF南野がこの日2点目となる同点ゴールを決めると、アディショナルタイムにはMF中村敬が“左45度”付近から鮮やかな右足ミドルで勝ち越しに成功した。

 中村敬は、「(ベトナムが引いてきてカウンター狙いは)あらかじめ分かっていたが、試合になると想像以上だった。僕の中で引いた相手にはミドルシュート。それがあれば出てくる。そのスペースを使ってスルーパスとかイメージしていた。良い時間帯に得点取れた」と振り返った。

 得点シーンについては「パスを受けた時から振りにいこうと思った。良いコースに飛んで良かった」とし、6戦6得点となったことには「自分自身、打ったら入る感覚はない。でも今日のようなゴールは今まで代表でなかった。今までの5得点は味方がつないで押し込むとかラッキーだった」と“自力”で決めた鮮やかな一撃に手応えを口にした。

 19日にイラク代表と激突する次戦へ「まず結果が凄く大事。次も必ず勝ちたい」と意気込んだ。

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