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三笘同僚MFの“移籍騒動”が過熱! リバプール戦欠場と英紙報道「31日まで練習不参加を通達した」

[ 2023年1月28日 19:51 ]

ブライトンのエクアドル代表MFカイセド(ロイター)

 欧州サッカーの移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が28日、自身の公式ツイッターを更新。英プレミアリーグ・ブライトン所属のエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)が、FA杯リバプール戦に向けた前日練習に参加しなかったと報告した。

 カイセドを巡っては今年に入って代理人が変更されたため、欧州を中心に移籍報道が過熱。24日にはカイセド本人がクラブ公式サイトで「あちこちで噂を耳にすることはあるが、今はクラブでの戦いに集中しようとしている」とコメントした。

 それでも移籍報道は沈静化せず。27日にはブライトンがアーセナルから6000万ポンド(約96億円)という高額オファーを受けたが拒否したと複数の英メディアが報道。加えてチェルシーも今月に入って5500万ポンド(約88億円)の獲得オファーを提示するも断られたと紹介されていた。

 するとこの日、カイセド本人が自身の公式インスタグラムで「プレミアリーグに来る機会を与えてくれたブルーム氏(クラブオーナー)とブライトンに感謝し、いつも彼らのためにベストを尽くしてきたと感じている。僕はいつも笑顔で心からサッカーをしています。私はエクアドルのサンタドミンゴの貧しい育ちから10人兄弟の末っ子です。私の夢は夢は常に、エクアドルの歴史の中で最も多くの賞を受賞した選手になることだ。ブライトンに記録的な移籍金をもたらすことを誇りに思います。これは彼らがそれを再投資し、クラブが成功し続けるのを助けることができます」とコメント。

 最後に「ファンは僕のことを心に留めてくれたし、これからもずっと僕の心の中にいる。なぜ僕がこの素晴らしいチャンスを掴みたいかを理解してくれるのを願っている」と異例の声明文を投稿。クラブやファンに対し“移籍を懇願”するようなメッセージを残した。

 そしてロマーノ氏が自身のツイッターで「カイセドは今日のチーム練習に来ませんでした。彼はすぐにでも去りたいと思っています。さらに明日の試合を欠場する可能性があります。アーセナルが獲得へ向け再オファーする可能性もある状況を理解して下さい」と速報。英メディアの「アスレティック」ではブライトンがカイセドに対し「今冬の移籍期限が終了する今月31日まで練習に参加しないよう通達した」と報じ、FA杯リバプール戦を欠場すると伝えた。

 これにネット上では早くも「アーセナルへようこそ」「アーセナルに歓迎します」「チェルシーに来てくれるんだろ!?」「チェルシーも再オファーするのか」などといった声が上がるなど話題に。移籍か残留か、日本代表MF三笘にとっても“頼もしい”チームメートであるMFカイセドの動向が注目を集めていた。

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2023年1月28日のニュース