森保監督が欧州視察へ出発　「吉田麻也にW杯の振り返りを聞きたい」

欧州出発前に取材に応じた日本代表の森保一監督
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　日本代表の森保一監督（54）が28日、約2週間の欧州視察のため、羽田空港から出発した。ドイツを中心に視察するといい「一つ大きなテーマとすればW杯に出た選手を中心に会う。選手目線でW杯の振り返り、成果と課題を聞ければと思っている」と目的を語った。

　まずはフランスに飛び、パリ・サンジェルマン対スタッド・ランス戦で伊東純也（29）を視察。その後はドイツ・デュッセルドルフの日本協会オフィスを拠点に、ドイツでプレーする代表選手に会う予定となっているという。

　特に吉田麻也（34＝シャルケ）との面会を熱望する森保監督は「W杯直後に彼と一番話せていない。じゃ、また今度という感じだった。ゆっくり時間がとれなかったので、会って振り返りというところを主将に聞こうと思っている」と明かした。

　24日に第2次森保体制として初のスタッフミーティングで本格始動。新たに加わった名波、前田両コーチについて、森保監督は「さらに良い結果を出すためにブラッシュアップしてくれる。さらなる積み上げをしてくれると思えるコーチに来てもらった」と期待を込めた。