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アギーレ監督 MF李康仁のマジョルカ残留明言も…韓国紙が反論「意図的に偽情報流したのでは?」

[ 2023年1月28日 18:32 ]

マジョルカのアギーレ監督
Photo By スポニチ

 元サッカー日本代表監督で現在はスペイン1部マジョルカを率いるハビエル・アギーレ監督(64)が、28日カディス戦に向けた前日会見に出席。移籍報道が過熱する韓国代表MF李康仁(イ・ガンイン=21)について「彼には契約があるので説得する必要はない」とチーム残留を示唆した。

 MF李康仁に対しては複数のスペインメディアが移籍を希望していると報道。マルカ紙(電子版)では他クラブからのオファーを断り続けるマジョルカに「怒り心頭」と報じ、チームへの不信感を募らせていると説明。選手本人が自身のインスタグラムからクラブ公式アカウントへのフォローを解除するなど、無言の抵抗を示していると伝えた。

 この件に関し会見で質問を受けたアギーレ監督は「私はガンインとは色々な話をしました。しかし、それは将来についてではなく、彼はこれからも私達と一緒に戦う。契約があるので彼を説得する必要はない」とコメント。改めてバイアウト条項(移籍解除違約金)が3000万ユーロ(約42億円)だと強調し「今のところ、彼が去ることはないだろう。私の“感覚”では、ガンインは私たちと一緒にいて幸せだと思います」と話した。

 だが、この発言に韓国紙の朝鮮日報(電子版)は「イ・ガンインの移籍を阻止しようと嘘?バイアウト条項の金額は3000万ユーロではない」と速報。記事では、マジョルカのニュースに精通した記者がバイアウト条項による金額について2000万ユーロ(約28億円)以下だと主張したことを紹介。「まだ真実は不明だが、明らかなのは2人のうち1人は偽りを語っている。突然3000万ユーロを強調したアギーレ監督より、以前から国内で知られていた2000万ユーロ以下だと叫んだ後者の方が信ぴょう性があるようだ」と報じた。

 さらに同紙は「もしアギーレ監督が意図的に偽情報を流したのならば、これは何とかイ・ガンインを残留させようという“情報操作”である可能性が大きい」と持論を展開させていた。

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