×

大迫母校 後輩も「誇らしい」、地元ものぼりに「魅せろ!!半端ない活躍!!」

[ 2018年6月21日 08:23 ]

W杯1次リーグH組   日本2―1コロンビア ( 2018年6月19日    サランスク )

サッカー日本代表FW大迫の地元、鹿児島県南さつま市が応援のため市内各所に設置したのぼり。「大迫勇也選手 魅せろ!!半端ない活躍!!」とのメッセージ(南さつま市提供)
Photo By 提供写真

 大迫の母校・鹿児島城西高校(日置市)では、サッカー部の後輩たちが「誇らしい」と先輩の世界での活躍に胸を張った。19日は寮生活のサッカー部員32人で応援。在学当時コーチを務めていた新田祐輔監督(35)は「大興奮で盛り上がりました」と声を弾ませた。

 大迫を指導した小久保悟総監督(50)は現地で応援。試合後「今、モスクワに着きました。感動ものでした。いろいろご迷惑かけますがよろしくお願いします」というメールが届いた。「いつもメールは短い小久保総監督ですが、昨日は文面が多かった。興奮していたのでしょう」。恩師も大感動する活躍だった。

 大迫はちょうど1年前の昨年6月17日、母校を訪れ練習を見学。鹿児島特有のシラス台地の影響か、監督らが「日本一凸凹」と言う砂混じりのグラウンド。大迫の体の強さを養ったグラウンドで練習する後輩たちに、「環境に負けないで頑張って」とエールを送ってくれた。新田監督は「次の試合も、寮の消灯時間を特別に延長して、皆で応援します」と話した。

 ≪歓喜一色≫大迫の地元、鹿児島県南さつま市も歓喜一色だ。市内各所には「魅せろ!!半端ない活躍!!」とのメッセージが入ったのぼり旗。19日のPVでは「半端ない!!」などと書かれたバルーンスティックを鳴らし、約320人が声援を送った。同市役所内には急きょ、写真や市民の寄せ書きなどを展示するコーナーが設けられるほど盛り上がっている。大迫は14年から「南さつま市外交官」を務め、昨年6月の帰省時には市民の前で1年後のW杯での活躍を宣言。市職員で後援会事務局の指宿修二さん(55)は「ベスト8を目指し、また熱いゴールで日本と南さつまを盛り上げて」と熱望した。

続きを表示

2018年6月21日のニュース