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名古屋 元ブラジル代表FWジョー獲得発表 違約金1000万ドル、年俸は3年総額11億円

[ 2018年1月3日 11:00 ]

 J1に昇格する名古屋は3日、元ブラジル代表FWジョー(30=コリンチャンス)を獲得したことを発表した。違約金は1000万ドル、3年総額年俸11億円の大型契約で、違約金はJリーグ史上最高額。世紀の移籍が成立したことを受け、親会社のトヨタ自動車・豊田章男取締会長が異例のコメントを発した。

 「このたび、名古屋グランパスにジョー選手の加入が決定したこと、本当に嬉しく思うと共に、サッカー界、ブラジル、コリンチャンスの宝でもある選手として、これからのキャリアを一層輝かしいものにしていかなければならない責任の重さを強く感じています。ブラジルはトヨタが初めて海外進出した国であり、50年以上のおつきあいになります。中でも、2012年8月ソロカバ(エンジン)工場開所式にお招き頂き、当時、コリンチャンス会長マリオ・フィーリョ氏より「AKIO TOYODA」ネーム入りのユニフォームを頂戴し、ブラジルトヨタの役員、従業員の皆さんから相当羨ましがられたのを今でも覚えています。しかも、その年のクラブワールドカップでチェルシーを破り見事優勝!そんな素晴らしいクラブとのご縁がジョー選手のグランパス加入まで繋がっていることに驚きと感動です

 私もアスリートの一人として、スポーツは人々に感動を与え、勇気や元気を呼び起こす力を持っていると信じています。ジョー選手加入により、更なる高みを目指しますが、より厳しい闘いとなるJ1の舞台で、グランパスが目指すサッカー「強く魅力的なサッカー」を実現するために、チーム・フロントが一致団結して、ファン・サポーター、グランパスに関わる全ての人々の笑顔のために、これからも一緒に進化し続けていきたいと思います」

 ジョーは昨年のブラジルリーグ得点王でMVPを受賞。セレソン復帰待望論も巻き起こってる。

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2018年1月3日のニュース