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野見山のクリアが神村学園救う、連続零封貢献「無失点優勝を」

[ 2018年1月3日 05:30 ]

第96回全国高校サッカー選手権大会2回戦   神村学園1―0昌平 ( 2018年1月2日    浦和駒場 )

<神村学園・昌平>前半、神村学園・野見山(右)は昌平・伊藤のシュートをヘディングでクリアする(撮影・西尾 大助)
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 DF野見山のこん身のクリアが、鹿児島・神村学園を救った。前半26分、GK冨吉と相手MFがゴール左で1対1となった決定的ピンチ。「止めてくれると信じてたけど、もしものことがあると思って」と野見山は中央へ猛然とダッシュした。シュートがGKを越えてゴールラインに差し掛かる直前、跳んで頭でクリア。「チームのためにいいプレーができてうれしかった」と笑顔を見せた。

 G大阪に所属した叔父の秀樹さん(42)は、鹿児島実時代の93年度大会の大会得点王。有村監督と同級生の父・修二さん(40)は95年度の同校優勝メンバーで「小さいころからずっと選手権の話を父から聞いていて、夢の舞台だった」という。2試合連続完封に貢献し「無失点で優勝を目指したい」と気合。2世代での制覇に向け、3日は矢板中央と対戦する。

 ▼昌平FW佐相 ゴールを決めてチームを勝たせたかったけど力不足。(プロ入り後は)こいつがいなきゃだめだと思わせる選手にいつかなりたい。強い気持ちが今の自分には足りない。(J2大宮内定)

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