イブラ、マンＵ退団…右膝靱帯損傷、復帰は早くても来年

　イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドの元スウェーデン代表ＦＷズラタン・イブラヒモビッチ（３５）が今季限りで退団することが正式決定した。プレミアリーグが９日に発表した放出リストに名前が掲載された。

　イブラヒモビッチは昨夏、パリ・サンジェルマン（フランス）から１年契約で加入。ともにチーム最多となるリーグ戦１７ゴール（２８試合）、公式戦２８ゴール（４６試合）を挙げたが、４月に右膝靱帯を損傷し５月に手術を受けた。

　復帰は早くても来年となる見通しとなったことを受けて、クラブ側は契約延長のオプションを行使しないことを決定。英メディアではイブラヒモビッチに代わるエース候補として、レアル・マドリードのスペイン代表ＦＷアルバロ・モラタ（２４）、トリノのイタリア代表ＦＷアンドレア・ベロッティ（２３）らが挙っている。