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J2徳島 ボールボーイ小突いた馬渡を謹慎処分 サポが掛けたのはアルコールか

[ 2017年4月30日 20:56 ]

謹慎処分となった徳島の馬渡
Photo By スポニチ

 J2徳島は30日、前日の29日に行われた明治安田生命J2リーグ第10節・千葉戦(フクアリ)でボールボーイを小突いて一発退場となったDF馬渡和彰(25)に厳重注意を与え、Jリーグ規律委員会の処分が確定するまでの間、謹慎処分とすることを発表した。今後については「最終的な処分については決定次第、報告させていただきます」としており、規律委員会の結果しだいでは新たな処分が下る可能性もある。

 また、馬渡はクラブを通じ、コメントを発表。「昨日のジェフユナイテッド千葉戦において、私が引き起こした行動は、いかなる状況であれこのような行動が認められるわけがなく、あってはいけない行為だったと深く反省しております。ボールパーソンの方には、多大なるご迷惑をお掛けしてしまい、深くお詫び申し上げます。また、その行動によって不快な思いをされたジェフユナイテッド千葉のファン・サポーターの皆様、関係者の皆様、Jリーグを支えていただいている皆様にお詫び申し上げます。プロサッカー選手である以前に、人としての行動を改めなければいけませんし、申し訳ないで収まるような話ではありませんが、二度とこのようなことが無いよう努めて参ります。今後、処分等についての決定がありますが、しっかりと処分を受け入れ、再度サッカー選手としてピッチに立たせていただける状況となれば、支えていただいている皆様に全力で返していきたいと思います」と自らの愚行を謝罪した。

 またクラブは、千葉戦後に馬渡を退場させた判定に不満を募らせたとみられる徳島サポーターがボールボーイにブーイングを送り、さらに馬渡に小突かれた中学生とは違うボールボーイに「水と思われる液体」を掛けたとしていたが、その液体が「アルコールと思われる液体」であったことが判明したこと、馬渡が千葉戦の試合終了後にマッチコミッショナー同席のもとボールボーイに直接謝罪したことも併せて発表している。

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2017年4月30日のニュース