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川崎F、4戦勝ちなしで9位に 欠場の憲剛は腰痛「次も正直分からない」

[ 2017年4月30日 22:40 ]

明治安田生命J1第9節   川崎F0―2C大阪 ( 2017年4月30日    ヤンマー )

<C大阪・川崎>前半45分、小林がPK失敗
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 川崎FはアウェーでC大阪に敗れ、4試合連続勝ちなしで9位まで順位を下げた。

 MFエドゥアルド・ネットの出場停止に加え、前日29日の練習で腰を痛めた司令塔のMF中村もメンバー外。その中で、押し込まれた前半はGK鄭成龍(チョン・ソンリョン)が好セーブを連発し、0―0で迎えた同45分に三好がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得し、絶好の先制機を迎えた。だが、エースFW小林が右足で放ったシュートはクロスバーに阻まれた。

 鬼木監督は後半開始から「全体的に切り替えとか単純なミスが多かった。サイドで起点を作りたかった」と4バックから3バックに変更し、反撃に出た。だが、反対に同22分、32分と相次いで失点。攻撃陣も最後までゴールを奪えなかった。

 敵地で戦った25日のACL・水原(韓国)戦から中4日。ケガ人が多い中、連続でのアウェー戦に疲労感は隠せなかったが、鬼木監督は「前半から試合を通して単純なミスが多かった。一人ひとり戦うところから見直さないといけない。ACLを戦って疲れているけど、頭を切り換えて戦わないといけなかった中で、それが出来なかった」と厳しい表情で振り返った。

 また指揮官は欠場した中村の状態について「きのうの最後のトレーニングで腰を痛めた。次がどうとかも正直、分からない」とし、不在が影響したか否かの問いには「憲剛うんぬんというのもあるけど、自信を持って戦えたかの方が重要。どれだけ自信を持って顔を出して(ボールを)つなげるか。そこの方が問題」と話した。 

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2017年4月30日のニュース