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J2徳島、ボールボーイへの問題行為謝罪「厳正なる処分を」

[ 2017年4月30日 10:33 ]

<千葉・徳島>高山主審(左)に詰め寄る徳島の馬渡
Photo By スポニチ

 J2徳島は30日、前日29日に行われた明治安田生命J2リーグ第10節・千葉戦(フクアリ)で発生したボールボーイに対する問題行為を謝罪した。

 千葉戦では前半14分、DF馬渡和彰(25)がスローインの際にボールを渡す判断が遅れたボールボーイを小突いて一発退場に。試合後には、馬渡を退場させた判定に不満を募らせたとみられる徳島サポーターがボールボーイにブーイングを送り、さらに馬渡に小突かれた中学生とは違うボールボーイに水を掛ける騒動を起こした。

 クラブは公式サイトに「4月29日の試合における事象に関するお詫び」とする文書を掲載。「クラブとして、2つの事象に対して、多くの皆様にご迷惑をおかけし、不快な思いをさせましたことを深くお詫び申し上げます。当該行為を受けたジェフユナイテッド千葉のボールパーソンの皆様、ジェフユナイテッド千葉の関係者の皆様、ファン・サポーターの皆様、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 馬渡については「Jリーグ規律委員会の処分確定後にクラブとしての処分もあわせて決定し、報告させていただきます」と報告。一方、水をかけたサポーターについてはまだ特定していないといい、「行為者の特定が完了次第、運営管理規定に則った処分等を決定し、報告させていただきます」としている。

 岸田一宏代表取締役社長のコメントは以下の通り。

 このたびは、ジェフユナイテッド千葉の試合運営に携わっていたボールパーソンの皆様、そしてジェフユナイテッド千葉の関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

 試合中における弊クラブ所属の馬渡選手の行為はプロサッカー選手としてあってはならない行為であり、厳正なる処分を、クラブとして本人に科す所存です。今後、Jリーグの規律委員会の処分も受けることとなりますので、処分の詳細につきましては、決定次第あらためてご報告させていただきます。

 また、試合後のアウェイ側のスタンドにて発生した、弊クラブサポーターの行為による事象につきましても、あってはならない行為であると認識しております。現状では、当該行為をはたらいた人物の特定には至っておりませんが、特定次第、運営管理規定に則り厳正な処分を科すことといたします。

 いずれの件におきましても、ジェフユナイテッド千葉に関わる皆様、Jリーグを支える皆様、徳島ヴォルティスを日頃より応援していただいている皆様にクラブとして非常に重大なご迷惑をおかけ致しましたことを深くお詫び申し上げます。

 今後、早急に処分内容などの決定をおこない、今後の対応等につきまして、あらためて皆様にご報告させていただきます。

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2017年4月30日のニュース