シャペコエンセ、８月スルガ銀行杯辞退か　ブラジルメディアが報道

　昨年１１月の航空機事故で選手らが犠牲となったブラジルのシャペコエンセが、今年８月のスルガ銀行チャンピオンシップの出場を辞退する可能性があることが分かった。現地時間２４日、同国のテレビ局グロボ（電子版）が辞退する意向であると報じた。

　スルガ銀行チャンピオンシップはＪリーグのＹＢＣルヴァン杯と南米連盟主催のスダメリカーナ杯の王者が対戦。シャペコエンセはスダメリカーナ杯決勝で移動した昨年１１月２８日に事故に遭い、対戦相手だったアトレチコ・ナシオナル（コロンビア）がタイトルを譲っていた。報道によると、過密日程と、アトレチコ・ナシオナルに出場権を与えることが理由という。

　スルガ銀行は今年が第１０回で、シャペコエンセは浦和と埼玉スタジアムで対戦する予定だった。