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元日本代表DF市川大祐氏が7年ぶり清水復帰 普及部所属

[ 2017年1月25日 14:49 ]

 J1へ昇格した清水は25日、昨季限りで現役を引退した元日本代表DFでOBの市川大祐氏(36)が2月1日から普及部スタッフに就任すると発表した。市川氏は今後、普及部に所属し、サッカースクールでの指導を中心としながら、育成年代の指導、地域貢献活動および営業活動など幅広く活動する。

 静岡県出身の市川氏は1998年4月1日の親善試合・韓国戦で、史上最年少の「17歳322日」で日本代表デビュー。同年のワールドカップ(W杯)フランス大会では当時の岡田武史監督の判断でFW三浦知良、MF北沢豪とともに直前に代表から漏れたが、2002年日韓大会ではベスト16進出に貢献。1次リーグ・チュニジア戦に途中出場し、MF中田英寿の追加点をアシストした。

 クラブでは清水で13シーズンに渡ってプレーし、その後J1甲府、J2水戸、JFL、J3の藤枝、四国リーグのFC今治に所属。昨季はJFLのヴァンラーレ八戸に加入したが、昨季限りで現役を引退した。リーグ戦の通算成績はJ1が347試合12得点、J2が32試合1得点、J3が6試合0得点、JFLは26試合2得点。日本代表としては国際Aマッチ10試合に出場(0得点)している。

 市川氏はクラブを通じ、「皆様こんにちは。市川大祐です。7年ぶりに清水エスパルスで仕事ができる事を、とても嬉しく誇りに感じています。今年J1で戦う清水エスパルスと共に成長できる様に、しっかり学び、自分の経験を生かし進んで行きたいと思います。よろしくお願い致します」とコメントしている。

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2017年1月25日のニュース