Ｊ２徳島　Ｊ２金沢からＤＦ馬渡を獲得「３年前、歓喜の瞬間を見た」

　Ｊ２徳島は１６日、Ｊ２金沢からＤＦ馬渡和彰（２５）の完全移籍による加入が内定したと発表した。なお、１月に行うメディカルチェック後に正式契約となる。

　東京都出身の馬渡は市立船橋高、東洋大を経て２０１４年にＪ３鳥取入り。今季から金沢でプレーしていた。リーグ戦の通算成績はＪ２が１５試合１得点、Ｊ３が５２試合７得点。

　馬渡は徳島を通じ、「３年前、徳島がＪ１昇格を決めた日、自分はスタンドでその歓喜の瞬間を見ていました。再びＪ１昇格という歓喜の瞬間を迎えるため、徳島ヴォルティスの勝利のために闘いたいと思います」とコメント。

　金沢を通じては、「金沢に移籍して１年という短い間でしたがたくさんのご声援、本当にありがとうございます。当時Ｊ３だった自分をＪ２に引っ張り上げてくれたツエーゲン金沢には感謝しかありません。今季は怪我も重なり、チームが苦しんでいる中で役に立てない時期もありました。しかし、数多くない出場機会の中でも自分を評価していただき、オファーをくださった徳島ヴォルティスというチームで来季はチャレンジしたいと思い、移籍を決断しました」と移籍の経緯を説明している。