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鹿島GK曽ケ端 3人目守護神MVP狙う「タイトル獲りたい」

[ 2016年12月16日 05:30 ]

クラブW杯決勝   鹿島―Rマドリード ( 2016年12月18日    横浜 )

Rマドリード−アメリカを観戦する鹿島イレブン
Photo By スポニチ

 最高の相手と世界一を懸けて戦う。14日の準決勝でAナシオナル(コロンビア)を破って決勝に進んだ鹿島の石井監督や柴崎、植田ら選手がRマドリード−アメリカ戦を観戦。「最終目標は(決勝まで)4試合に勝つこと」という石井監督らは大阪から移動後にスタジアムに入り、次戦へ向けて鋭い視線をピッチに送った。

 鹿島は準決勝まで3試合で1失点。決勝もC・ロナウドら強力な相手攻撃陣をいかに封じるかが鍵を握る。その中心が神懸かり的なセーブを連発しているGK曽ケ端だ。前夜の準決勝では24本ものシュートを浴びながら、前半43分のFWベリオとの1対1など7セーブで無失点に封じ、最優秀選手に輝いた。通算13セーブでセーブ率は驚異の92.9%を記録している。

 銀河系軍団も無失点に封じれば、GKでは12年大会で優勝したコリンチャンス(ブラジル)のカッシオが獲得して以来となるMVPも見えてくる。曽ケ端は「僕が目立たない方がチームとしてはいい」と言いつつも気合十分。鹿島一筋で歩んできた37歳は「ここまで来たからにはタイトルを獲りたい」と力を込めた。

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2016年12月16日のニュース