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清武 新エースだ!首位サウジ討ちPK弾「チームが一丸となって戦えた」

[ 2016年11月15日 21:35 ]

W杯アジア最終予選B組 ( 2016年11月15日    埼玉 )

<日本・サウジアラビア>前半45分、清武がPKを決める

 日本代表のMF清武弘嗣(27=セビリア)が先制点となるPKを決め、ホームで貴重な勝利をもたらした。

 「キリンチャレンジ(11日オマーン戦)で逆側に(PKを)蹴ったんで、キーパーを見ながら冷静に流し込めてよかったです」

 0―0の前半43分に自ら放ったシュートが、ハンドを誘い得たPK。右足から放たれた一撃は、低い弾道で左サイドネットに突き刺さった。得点を確認すると、全速力で向かった先は日本ベンチ。控えの選手と歓喜の輪をつくった。

 勝利への強い気持ちがにじんだ。国際Aマッチ計63得点(本田36、香川27)の2人がスタメンを外れた。清武をトップ下に先発で起用したハリルホジッチ監督の期待に結果で応えた。

 「きょうはチームが一丸となって戦えたので、それが一番良かったです。攻守にバランスよくできた」。左足首を負傷し、後半20分に香川と交代したものの、得点だけでなく効果的なラストパスで攻撃陣をけん引した。

 ここまで首位のサウジアラビアに初黒星をつけ、勝ち点10で並ぶ貴重な白星。「まだまだ試合は続くので、来年に向けて頑張っていきたいと思います」。6大会連続のW杯出場へ、日本が息を吹き返した。

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