日本　Ｗ杯出場への大一番、折り返し４位以下なら本大会“０％”

Ｗ杯アジア最終予選Ｂ組 （ 2016年11月15日    埼玉 ）

　日本は首位のサウジアラビア戦に○ならば勝ち点１０でサウジアラビアに並べる。その場合はオーストラリアがタイ戦に△以下ならば２点差以上の○でＢ組単独首位に立つケースも。逆に△か●の場合は他カードの結果次第では４位へ転落もあり得る状況だ。

　この試合を終えるとアジア最終予選は５試合終了で折り返し。最終予選がホーム＆アウェーになった９８年予選以降、折り返し時に各組４位以下のＷ杯本大会出場は１カ国もない。０２年予選のＵＡＥが４位から２位まで躍進（アジアプレーオフで敗退）した例があるだけだ。

　今予選は初めて各組６カ国のため、最多の各１０試合を戦う。「残り５試合」で見ると、３位以下だったチームが２位以内（９８年、０２年は２位はプレーオフへ）に逆転で入ったケースの最大勝ち点差は３（９８年日本、０２年サウジアラビアとＵＡＥ）。サウジアラビアに●ならば勝ち点６差、オーストラリアが○ならば２位とは勝ち点４差。６大会連続Ｗ杯出場へ今回が最大の分岐点となることは間違いない。