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新潟残留へ!FWカリウ 恩返し弾決める「100%集中したい」

[ 2016年11月1日 05:30 ]

2戦連続出場を目指し、片淵監督をはじめ新潟に関わるすべての人への恩返しゴールを決めようと意気込むFWカリウ

 新潟は31日、聖籠町のクラブハウスで3日のホーム広島戦に向けた練習を行った。前節のG大阪戦でリーグ戦初出場を果たしたFWカリウ(20)は2戦連続出場はもちろん、来日初ゴールでアルビに関わる全ての人への感謝の気持ちを表そうと燃えている。

 戦術確認の練習で2トップの一角に入ったカリウは鋭いゴールを何度も決めて好調をキープ。片渕監督もカリウについて「大事なキーマンになる」と話すだけに、J1残留を決めるための“切り札”として期待が懸かる。カリウ自身もリーグ最終戦が「アルビにとって重要な試合になる。100%集中して試合のことだけを考える」と戦闘モード全開だ。

 G大阪戦に途中出場するまでは、5月18日のナビスコ杯柏戦で先発出場しただけと、なかなか試合に絡めずにいた。それでも黙々と前向きにトレーニングに励んできた。「監督がコーチ時代から一緒に練習してくれて支えてくれた。試合に出られないときも“諦めないで練習を続けることが大事だから”と励ましてくれた。今こそ監督をはじめ自分を支えてくれた人たちに貢献する時。J1に残留するためにも力を発揮しないといけない」と感謝の気持ちをゴールという形で恩返しする決意をにじませる。「自分一人ではゴールは決められない。チームワークが大事だし、そのためにも守備にも貢献してそこからゴールにつなげたい」とチーム一丸となって戦うつもりだ。

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2016年11月1日のニュース