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C大阪、3連勝 肋骨骨折の杉本が決勝弾「てっぺん取れるように」

[ 2016年9月18日 16:20 ]

明治安田生命J2第32節 C大阪1―0北九州

(9月18日 本城)
 明治安田生命J2リーグは18日、各地で第32節が行われ、C大阪は肋骨骨折を押して途中出場したFW杉本健勇(23)の今季10点目となるゴールで北九州を下し、3連勝。札幌、松本に続いて勝ち点60に到達した。

 杉本は9月3日に行われた第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦のJ2京都戦(金鳥スタ)で負傷し、左肋骨骨折および外傷性気胸で全治3週間と6日に発表されたばかり。だが、11日の長崎戦(金鳥スタ)こそ欠場したものの、「全然痛くない。痛くても(試合を)やりますよ」と話していた通り、北九州戦では元気にベンチ入り。後半15分に途中出場すると、同34分に山口のスルーパスを受けてペナルティーエリア内に進入し、絶妙な切り返しで相手を1人かわすと右足で決勝ゴールを決めた。

 「蛍(山口)からいいボールが来たし、うまくかわして決められた。1試合だけだけど、ピッチに立てない悔しさがあった。1日でも早く戻ってチームの力になりたいと思っていた」と振り返った杉本。今季チーム最多の10得点は自身にとって初のシーズン2桁得点で、天皇杯でもここまで2試合6得点と荒稼ぎしているが「まだまだ取っていきたい」とどん欲さを見せた。

 現在J1昇格プレーオフ圏内の3位にいるチームについても「自動昇格(2位まで)ではなく優勝を目指している。てっぺん取れるようにやる」と勇ましかった。
 

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2016年9月18日のニュース