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U16久保 魅せたFK弾!負傷交代も森山監督「大丈夫」

[ 2016年9月18日 05:30 ]

 U―16アジア選手権インド大会に出場中のU―16日本代表は16日、1次リーグ初戦でベトナムに7―0で大勝した。FW久保建英(15=FC東京)が2得点1アシストの活躍で勝利に貢献した。第2戦は19日にキルギスと対戦。開催国枠で出場が決まっているインドを除く上位4チームが来夏のU―17W杯インド大会出場権を得る。

 いきなり久保が魅せた。0―0の前半16分、宮代が倒されて得たFKのチャンス。ゴール正面やや右、約20メートルの位置から左足を振ると、壁の上を越えたボールは放物線を描き右隅に収まった。所属するFC東京でトップチームに出場可能な2種登録された実力を証明。00年1月1日以降生まれの選手で構成されるチームで、抜群の存在感を示し「FKはコースを狙いすぎず強いボールを蹴ればいいと思っていた」と振り返った。

 4―0の後半19分には左サイドでDF2人をかわし、角度のない位置から左足で加点。同34分にはFKを監物の頭に合わせてアシストも記録した。終盤の接触プレーで負傷し担架で運ばれて交代したが、ピッチを出た後は臀部(でんぶ)をさすりながら自力で歩いており、森山監督は「大丈夫だと思います」と強調。2大会ぶりのU―17W杯出場を目指す「00ジャパン」が好発進した。

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2016年9月18日のニュース