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磐田“鬼門”カシマで判定に泣く…リーグ初先発の石田は手応え

[ 2016年9月18日 05:30 ]

鹿島戦で攻め込む磐田DF石田(中央)

明治安田生命 J1第2S第12節 磐田0―3鹿島

(9月17日 カシマ)
 磐田は敵地で鹿島に0―3で敗れて連敗。プロ2年目DF石田崚真(20)がリーグ初先発し、大卒新人MF荒木大吾(22)もデビューするなど明るい材料もあったが、第2ステージ2勝目はお預けとなった。

 微妙な判定に泣いた。0―1の後半27分、ペナルティーエリア内に進入した相手をGKカミンスキー(25)が右足で止めたかに見えたが、判定はファウルでPKを献上。イレブンの猛抗議も実らず、決定的な2点目を許した。来日初の主将マークを巻いた守護神は決定機を何度も防ぐなど存在感を見せていただけに悔やまれた。

 左サイドハーフで初先発した石田は果敢に裏を突いて好クロスを送った。名波浩監督(43)も「入りが良くてアグレッシブだった」と評価。後半28分に投入された荒木も得意のドリブルを試みた。ただ、32分に相手FKをFWジェイ(34)がオウンゴール。42分にはDFパパドプーロス(31)がこの日2枚目の警告で退場し、反撃ムードを断たれた。過去4勝1分け15敗のカシマはやはり鬼門だった。

 試合2日前に敵地入りすれば昨季から8戦8勝と勝率100%を誇っていたが、これも崩れた。今後はホームで湘南、新潟と残留を争うライバルとの試合が続く。「選手には“ここはいい勉強だとプラスに考えて2連戦を考えよう”と言った」と指揮官。正念場はここからだ。

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