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興梠 浦和に6連勝呼ぶ!日の丸スパイクで気合

[ 2016年7月17日 05:30 ]

大宮と「さいたまダービー」に向けて気合が入る浦和FW興梠

明治安田生命J1第2S第4節 浦和―大宮

(7月17日 埼玉)
 オーバーエージ(OA)枠でリオ五輪に出場する浦和のFW興梠は、五輪仕様スパイクで国内ラストマッチに臨む。17日にホームで行われる大宮との「さいたまダービー」に向けた前日練習で新アイテムを試運転。16日、提供されたナイキ社製スパイクで、両足の内側には日の丸が刻み込まれている。OAとして日本をけん引する興梠は気に入った様子で、「俺が作った」とジョークを飛ばした。

 “壮行試合”の舞台は整った。相手は同じさいたま市内を拠点とする大宮。永遠のライバルとのダービーで、リーグ初制覇を果たした06年以来10年ぶりの6連勝が懸かる。前売りチケットの発券も約5万4500枚。5万1674人が集まった6月11日の鹿島戦を超え、今季最多の動員が確実だ。最高の雰囲気が、初の国際舞台に臨むストライカーの背中を押す。

 リオ五輪内定後は4戦4発。前節の仙台戦では今季10点目を決め、5年連続2桁得点に到達するなど好調を維持している。「いい形で勝ち点3を積み重ねられている。最後も勝って気持ち良くリオに行きたい」。白星締めで、地球の裏側へ乗り込む構えだ。

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2016年7月17日のニュース