×

なでしこ次期監督に高倉氏 近く要請、正式決定へ

[ 2016年4月25日 20:13 ]

 リオデジャネイロ五輪出場を逃したサッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」の次期監督に、U―20(20歳以下)女子代表監督の高倉麻子氏(48)が就任することが25日、確実になった。日本サッカー協会の女子委員会が東京都内で開かれ、一本化された。26日に田嶋幸三会長に報告した後、就任を要請する。複数の関係者によると就任に支障はなく、近日中に正式決定する見通し。

 なでしこジャパンは五輪アジア最終予選で上位2チームに入れず出場権を逃し、2008年から監督を務めた佐々木則夫氏が退任した。高倉氏は現役時代に女子代表として国際Aマッチ79試合、30得点をマークし、指導者としては14年のU―17(17歳以下)女子W杯で日本を初優勝に導いた実績がある。就任すれば男女のフル代表を通じて初の女性監督となる。

 6月2日と5日には、米国代表との国際親善試合が組まれている。今井純子女子委員長は「監督が決まった後に具体的な強化計画を出したい」と話した。

続きを表示

2016年4月25日のニュース