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無冠危機救ったパトリック2発「チーム全員が頑張った。皆におめでとう」

[ 2016年1月1日 16:47 ]

<浦和・G大阪>後半、G大阪・パトリックはゴールを決め喜ぶ

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝 G大阪2―1浦和

(1月1日 味スタ)
 国内3冠を達成した昨季から一転無冠のピンチに陥っていたG大阪を救ったのは、FWパトリック(28)だった。

 前半32分、1本のパスで裏に抜け出すと、スピードに乗ったドリブル突破から最後は森脇をかわして右足で先制ゴール。1―1で迎えた後半8分には遠藤の右CKを右足で叩きこんで勝ち越した。当初ファーサイドにいたが、一瞬の動きでマークについていた槙野を振り切り、中央からフリーで放った見事な決勝ゴールだった。

 パトリックは「チーム全員がタフに戦った。決勝のために皆で一生懸命練習してきたので、2ゴールが取れて非常に良かった」と振り返り、シーズン最後にもぎ取った待望の1冠に「チームとして新しい年を迎えることができて、自分がチームに貢献できたのは非常にうれしいことです」と笑顔。「チーム全員が頑張った。皆におめでとうと言いたい」と誇らしげだった。

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2016年1月1日のニュース