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浦和・関根「自分貫き」頂点へ!U23代表漏れの悔しさ晴らす

[ 2016年1月1日 11:15 ]

 浦和は1日にG大阪との天皇杯決勝に臨む。リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を戦うU―23日本代表の追加メンバーから漏れたMF関根貴大(20)は、その悔しさを力に変え、チームを9大会ぶりの優勝に導くことを誓った。

 モヤモヤを吹き飛ばす。30日に発表された手倉森ジャパンの追加2枠に、関根の名はなかった。「選ぶのは監督。そこはしょうがない、じゃないけど…。まだ整理できていない」と複雑な胸中を明かした。昨年6月にJ1月間MVPに選出され、J1通算32試合6得点。世代屈指の成績を叩き出したドリブラーにとって、リオデジャネイロ五輪予選を戦うことが大きな目標だっただけに、ショックは大きかった。

 だが、元日からうっぷんを晴らす舞台がある。9大会ぶりの優勝を懸けた天皇杯決勝。宿敵のG大阪と今季5度目の決戦だ。「自分の縦に仕掛けたり、がむしゃらに前に行くところは、(U―23の)サッカーに合ってないということ。自分の良さはそこしかない。そこをなくしたら自分じゃない。貫きたい」。得意のドリブルでタイトルをたぐり寄せ、気持ち良く再出発を図る。

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2016年1月1日のニュース