Ｊ２熊本　ＤＦ薗田淳が完全移籍で加入「とてもご縁を感じます」

　Ｊ２熊本は２５日、Ｊ２札幌からＤＦ薗田淳（２６）が完全移籍で加入すると発表した。

　静岡県出身の薗田は常葉学園橘高から２００７年にＪ１の川崎Ｆへ加入し、１２年に当時Ｊ２だった町田へ期限付き移籍。翌１３年は川崎Ｆへ復帰したが出場機会に恵まれず、１４年から札幌へ移籍していた。

　薗田は熊本を通じ、「ロアッソ熊本から今回のお話をいただいた際、高校生からプロになる時の初めてのオファーと同じくらいの喜びを感じました。プロ１０年目となる来シーズンに、このロアッソ熊本でプレーできることに、とてもご縁を感じます」と喜びのコメント。「怪我の多いイメージが強いかと思いますが、もっともっと継続してプレーする事でまだまだ成長できると思っています」と意気込んだ。

　怪我もあり、２年間で８試合０得点に終わった札幌を通じては、「この２年間、Ｊ１昇格を目指して闘ってきましたが、その目標を達成する以前に力を出し切るどころか、土俵にすら立てなく、本当に申し訳なく思います。僕自身、試合に出場するしないに関わらず、プロとして常にチームと一緒に全力を注ぎ、得たものはたくさんありました。そういった気持ちにさせてくれたチームメイト、スタッフ、サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、コンサドーレに関わるすべての皆様には、本当に感謝以上のものがあります」と談話を発表している。