Ｇ大阪　負傷者続出も…万博ラスト勝利で飾ってみせる

　Ｇ大阪は２４日、天皇杯準々決勝の鳥栖戦（２６日、万博）に向けて非公開で調整した。来季から新スタジアムに移転するクラブにとって、Ｊ草創期から本拠地としてきた万博は今回が本当のラストゲーム。しかし万全の状態で臨むのは不可能な状況となっている。

　チャンピオンシップ決勝の第２戦（５日）後に４日間のオフを挟みながら迎える３週間ぶりの公式戦。休養で体を休めた一方で、冬場にコンディションを取り戻すのは難しかった。今季の過密日程をケガなく戦ってきたチームにここに来て負傷者が続出中だ。ユース所属のＤＦ初瀬がベンチ入りするなど苦渋のメンバー構成に長谷川監督は「ケガ人と病人で８人。ここまでやって来た中で初めて」と苦笑い。昨季３冠王者が総力戦で今季初タイトルを狙う。