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浦和、奇跡の大逆転ならず 阿部バースデー弾2発も…重かった5失点

[ 2015年9月6日 20:55 ]

<浦和・新潟>前半、懸命にボールキープする浦和・武藤

ナビスコ杯 浦和3―0新潟

(9月6日 埼玉)
 ナビスコ杯は6日、準々決勝第2戦が行われ、第1戦でまさかの0―5という大敗を喫した浦和はホームの埼玉スタジアムで新潟と再び対戦。大逆転での4強入りを目指し、第2戦は3―0で勝利を収めて1勝1敗としたが、2戦合計スコア3―5で及ばず、準々決勝敗退となった。

 浦和が準決勝進出をつかむには、6点差以上をつけて勝利するか、5―0で延長戦に持ち込み、そこで勝ち切るしかないという厳しい条件。奇跡の大逆転に懸ける浦和は第1戦から先発4人を入れ替え、新たにDF那須、宇賀神、MF関根、高木を起用して中3日で迎えた再戦に臨んだ。

 前半から闘志をむき出しに戦った浦和だったが、前半は0―0で折り返し。だが、ようやく迎えた後半10分、この日34歳の誕生日を迎えた主将のMF阿部が左CKをヒールで決める技ありのバースデー弾で先制すると、2分後の同13分にはMF梅崎の突破からDF宇賀神がクロスを入れ、後半から出場のFW李が左足で押し込んで2点目。同25分には阿部が自ら得たPKを決め、3―0とした。

 あと2点で延長戦突入、そしてあと3点取れば歴史に残る大逆転勝利…。後半37分、ペトロヴィッチ監督は関根に代えてMF橋本、高木に代えてMF平川と2人を同時投入して最後の勝負に出た。だが、第1戦の5失点はあまりに重く。2試合のトータルスコアで逆転することはできず、準々決勝敗退となった。

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