天皇杯　Ｊ１勢は順当　広島は大学生相手に８発圧勝

＜広島・広島経大＞前半、ヘディングでゴールを決める広島・浅野

天皇杯２回戦 広島８―０広島経大

（9月5日 福山）
　各地で２回戦１３試合が行われ、Ｊ１勢が順当に３回戦へ勝ち進んだ。広島は浅野、野津田の２得点などで広島経大に８―０で大勝した。鳥栖はヴェルスパ大分に４―０で快勝し、松本は金沢、山形は讃岐とＪ２クラブを退けた。湘南は桐蔭横浜大（神奈川）、甲府は順大（千葉）、川崎Ｆは松江シティ（島根）を下した。

　広島はＪ１年間勝ち点トップが格の違いを見せつけ、初戦を大量８得点で飾った。格下相手でも青山やドウグラスら主力が先発に名を連ね、開始６分に柏が先制、浅野が野津田のＦＫを頭で合わせて追加点。後半は皆川の今季公式戦初ゴールなどで６点奪った。それでも浅野は「もっとゴールを取れた」と消化不良の様子。野津田も「満足できない」と反省の弁を口にした。