セレッソ“大阪ダービー”でＦＣ大阪に負けた…染谷「これが実力」

第９５回天皇杯全日本サッカー選手権大会１回戦 Ｃ大阪１―２ＦＣ大阪

（8月29日 金鳥スタ）
　Ｊ２Ｃ大阪が天皇杯１回戦でＪＦＬのＦＣ大阪と対戦し、１―２で敗れ初戦で姿を消した。前半にセットプレーから２失点すると、後半２９分にＦＷ永井が１点を返すのが精いっぱい。移籍後初ゴールが期待されたＦＷエジミウソンはフル出場しながら好機に絡めず、状態の悪さが目についた。同じく大阪を本拠地とするＦＣ大阪に番狂わせを演じられ、Ｃ大阪にとっては０９年以来となる６年ぶりの初戦敗退となった。

　アウトゥオリ監督は日本代表ＭＦ山口らを温存し、直近のリーグ・大分戦から先発９人を変更。リーグ終盤に向け戦力の底上げを図ろうとしたが、普段は出場機会の少ない選手たちは力が及ばなず、采配が裏目に出る形となった。「集中力の欠如でセットプレーから２失点してしまった」と指揮官。大分戦に続きフル出場したＤＦ染谷は「メンバーとかは関係ない。これが実力だと思う」と敗戦を受け止めた。