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C大阪、いきなり姿消す ラモスJrは群馬に下克上 天皇杯開幕

[ 2015年8月29日 19:55 ]

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会1回戦

 J1、J2各クラブと都道府県予選を勝ち抜いた88チームが参加して日本一を決める第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会が29日、各地で開幕して1回戦23試合が行われ、昨季までJ1だったJ2C大阪がJFLのFC大阪に1―2で敗れ、初戦で姿を消す波乱があった。

 2年連続2回目出場のFC大阪は前半29分に先制し、同35分に2点目も入れて前半を2―0で折り返し。C大阪は後半29分にFW永井のゴールで1点を返し、FC大阪は後半32分に退場者も出したが、C大阪は数的優位を生かせなかった。

 J1勢は2チームが初戦を迎え、松本は3―0でサウルコス福井に勝ち、2回戦へ進出。山形は山形大医学部に7―1で圧勝した。

 J2勢では、北九州、札幌、徳島、熊本、長崎、水戸、磐田、大宮、東京V、千葉、大分が順当に勝利を収めて2回戦進出を決める一方、栃木は0―0で突入したPK戦の末3―4で流通経済大に敗れて1回戦敗退。岡山はJ3鳥取に延長戦の末1―2で敗れ、群馬は東海社会人1部の岐阜セカンドに1―2で敗れて姿を消した。岐阜セカンドはJ2岐阜の“弟分”にあたるチームで、元日本代表MFでもあるラモス瑠偉監督(58)の長男、ラモス・ファビアノ監督(29)が指揮を執っている。

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2015年8月29日のニュース