俊輔、１９点目のＦＫ弾で記録更新！“本職”で躍動「やっと分かってもらえた」

＜横浜・浦和＞前半、横浜・中村（１０）はＦＫでゴールを決め投げキッス

Ｊ１第２Ｓ第９節第１日 横浜４―０浦和

（8月29日 日産ス）
　日本代表のハリルホジッチ監督が見守る中で、横浜の元日本代表ＭＦ中村俊輔（３７）が自らの記録を更新し、今季２度目の４連勝に貢献した。

　浦和戦の前半２８分、ゴールほぼ正面、約２０メートルの距離から得意の左足でゴール右隅に直接ＦＫを決め先制点をもぎ取ると、３―０で迎えた後半１９分にはＣＫキッカーとしてファビオのヘッド弾をアシスト。

　自身の持つＦＫでのＪ１通算最多得点を１９点に更新した中村は「練習でも最近よく当たっている。よく足に乗っかったなと思います」と第一声を発すると、日本代表ＧＫ西川から奪ったＦＫ弾に「そうですね。まあ、入って良かったです」と控えめに話した。

　この日は前節に続いて“本職”のトップ下で先発。「復帰してずっとボランチをやっていたので、長いこと怪我してて復帰するポジションが普段と違うと、なんかこうしっくりこなかったんですけど、新しい監督になってどうしてもアピールしたかったんでボランチを一生懸命やっていたんですけど、最近になってやっと分かってもらえたのかなと思います」とモンバエルツ監督にようやく“気持ち”が伝わり、笑顔だった。