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FC東京、平山が1年ぶりJ出場!同点劇演出「監督に感謝したい」

[ 2015年8月29日 21:32 ]

J1第2S第9節第1日 FC東京1―1清水

(8月29日 アイスタ)
 FC東京のFW平山相太(30)が29日のアウェー清水戦で、約1年ぶりにJリーグのピッチに立った。

 0―1の後半22分、オーストラリア代表FWバーンズに代わり投入されると、前田と2トップを組んでプレー。その2分後には、味方GKからロングボールを頭でそらし、「勝つから後ろにいて」と平山から言われていた中島が背後でボールを受けると、相手に倒されFKを得た。そのFKを、右太腿裏の負傷から復帰したDF太田が芸術的な直接FKを決め追いついた。試合は1―1のドローに終わったが、平山は復帰戦で高さを武器にチームのドロー劇を演出した。

 昨年8月23日の浦和戦で右足首内果を骨折。全治3~4か月と診断され、2度の手術も受けた。それだけに、試合後は「こういう日が来ると思って今までやってきた。こういうチャンスを与えてくれた監督、支えてくれた人に感謝したい」と感謝の意を述べた。

 平山を高く評価するフィッカデンティ監督も「良いプレーをした。彼はチャンスを与えられるに値する努力をしてきた」と9番の復帰を喜び、「こういうタイプの選手はチームにいなかった。今後はもっ今後はコンディションももっともっと良くなってくると思う」と今後の活躍に期待をかけていた。

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2015年8月29日のニュース