ブラジル痛恨…ネイマール、４試合出場停止で今大会アウト

４試合の出場停止処分が科されたブラジル代表主将ネイマール（ＡＰ）

　南米連盟は１９日、ブラジル代表のＦＷネイマール（２３＝バルセロナ）に出場停止４試合と罰金１万ドル（約１２３万円）の処分を科した。１７日の南米選手権１次リーグＣ組コロンビア戦での退場処分に対する措置で、ブラジル協会は不服申し立てを行う意向。ただし処分軽減は絶望的とみられ、ブラジルが同大会で決勝に進出してもネイマールは出場できない。

　ネイマールは０―１で敗れたコロンビア戦の試合終了直後、腹立ち紛れに蹴ったボールが相手選手を直撃。乱闘騒ぎの原因をつくり、止めに入った相手ＤＦムリージョに頭突きしたことも確認された。また、退場を宣告したチリ人主審の報告書によると通路で同主審に暴言を浴びせ、暴行しようとしたことも明らかになった。なお、乱闘騒ぎでネイマールを突き飛ばし退場処分となったコロンビアＦＷカルロス・バッカ（２８＝セビリア）は２試合の出場停止処分となった。