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武藤“世界注目”の実力見せる!昇格組相手に「カウンターは有効」

[ 2015年4月12日 08:00 ]

4日の甲府戦で痛めた右腰と首の状態が回復し12日湘南戦のスタメンが確実な武藤

J1第1S第5節 FC東京―湘南

(4月12日 BMWス)
 J1は12日に各地で9試合を行い、FC東京はアウェーで湘南と対戦する。日本代表FW武藤嘉紀(22)は4日の甲府戦で痛めた右腰と首の状態も回復しスタメンが確実。チェルシーから正式オファーを受け、インテル・ミラノなども獲得に乗り出すなど周囲の騒がしさが増す中、前日練習でも切れのある動きを披露した。「相手はかなり走ってくる。それに負けないように」と目の前の一戦に集中を高めた。

 イメージはできている。甲府戦に続き3バックを採用するチームとの対戦に、フィッカデンティ監督は「(甲府より)より前線に人数をかけてくる。その分、後ろが薄くなるときもある」と分析。カウンターの有効性を示唆した。カウンターと言えば、日本代表のハリルホジッチ監督が目指し、武藤も得意とする戦術。この日も「カウンターは有効だと思います。いかに攻撃の質を高められるかが求められる」と話した。

 勝てば首位の可能性もある大事な一戦。痛みが少し残っていた首も「問題なくなった」ときっぱり。昇格組を相手に、世界屈指のビッグクラブも認めた実力を見せつける。

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2015年4月12日のニュース