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ハリルホジッチ氏の就任確実 大仁会長、基本合意認める

[ 2015年3月4日 23:34 ]

2014年6月、W杯ブラジル大会のドイツ戦で指揮を執るアルジェリアのハリルホジッチ監督

 サッカー日本代表の次期監督に、昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会でアルジェリア代表を率いて16強入りしたボスニア・ヘルツェゴビナ出身のバヒド・ハリルホジッチ氏(62)の就任が4日、確実になった。

 南米連盟の総会出席でアスンシオンに滞在している日本サッカー協会の大仁邦弥会長は、基本合意したことを大筋で認め「細かいところに問題がなければ12日(の理事会)に諮れる」と話した。日本協会は理事会の承認後に正式契約を結ぶ見通し。

 交渉役を務めた霜田正浩強化担当技術委員長は4日、フランスから帰国し「まだ何もしゃべれない」と語ったが、いつごろ話せるようになるかとの問いには「そろそろ」と発表が近いことをうかがわせた。

 日本協会は2月3日、八百長関与疑惑でハビエル・アギーレ前監督を解任。技術委員会で複数の外国人候補者を挙げ、下交渉や情報収集に当たった霜田委員長が同26日に再び渡仏して本格交渉を進めた。

 ハリルホジッチ氏は、現役時代は1982年のW杯に出場。フランスのパリ・サンジェルマンなど多くのクラブを指揮し、コートジボワールとアルジェリアで代表監督の経験がある。(共同)

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2015年3月4日のニュース