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鹿島も開幕2連敗 決定機生かせずセットプレー一発に沈む

[ 2015年3月4日 21:51 ]

<鹿島・FCソウル>後半、先制され悔しがる小笠原(右から2人目)ら鹿島イレブン

ACL1次リーグH組第2戦 鹿島0―1FCソウル

(3月4日 ソウルW杯)
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ第2戦が4日に行われ、H組の鹿島はアウェーでFCソウル(韓国)に0―1で敗れ1次リーグ2連敗。同組で唯一勝ち点を挙げられず、最下位に沈んでいる。

 ACL初戦はホームで終了間際に2失点を喫してウェスタン・シドニー(オーストラリア)に1―3で完敗。FCソウルも広州恒大(中国)に0―1で敗れており、ともに初白星を目指しての対決となった。

 前半は鹿島が優位に試合を進め、11分には右CKにDF山本が飛び込んでヘディングシュートを放つもクロスバーをかすめて得点ならず。直後にはMF遠藤のスルーパスに抜け出したMF柴崎が右足でシュートを放ったが、GKに阻まれた。

 決定機をつくりながらもスコアレスで前半を折り返すと、後半はFCソウルが主導権を握る展開。同21分、左サイドのFKからファーサイドにこぼれたボールをDFキム・ギンジュが右足で押し込み、先制点を上げた。

 トニーニョ・セレーゾ監督はその後、MF金崎、中村、FW赤崎と立て続けに3枚の交代カードを切ったが、最後まで相手守備を崩せず完封負け。指揮官は試合後「よく戦ってくれた」と選手をねぎらいながらも、「決定機で決められなかったことが、セットプレーでの失点につながってしまった」と敗因を分析した。

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2015年3月4日のニュース