×

なでしこ“定位置争奪ターンオーバー” W杯へ平等にチャンス

[ 2015年3月4日 05:30 ]

アルガルベ・カップの開幕を前に、練習する宮間

 国際親善大会アルガルベ杯(ポルトガル)が4日に開幕し、なでしこジャパンが“定位置争奪ターンオーバー”で1次リーグ3試合を勝ち抜く。

 佐々木監督は4日の初戦デンマーク戦と2戦目のポルトガル戦(6日)で大幅なメンバー入れ替えを明言。「23人をターンオーバーして、2つのゲーム状況の中からベスト(布陣)でフランスとやる」と話し、平等にアピールの場を与えた上で3戦目の強敵フランス戦(9日)に挑むベストの布陣を選ぶ方針だ。

 3日の練習は11対11の紅白戦で戦術を確認。先発組に入った最年長の32歳・安藤は「誰もがW杯メンバーに決まっていないのでアピールしないといけない」と横一線での争いを強調し、主将の宮間も「W杯の初戦だと思って戦いたい」と強調した。

 6月開幕のW杯カナダ大会へ向け、総仕上げとなる今大会。世界連覇を目指す戦力編成が、いよいよ最終局面に入る。

続きを表示

2015年3月4日のニュース