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アギーレ監督 4発快勝に笑顔も「楽なゲームではなかった」

[ 2015年1月12日 18:21 ]

<日本・パレスチナ>武藤(左)に指示を出すアギーレ監督(AP)

アジア杯1次リーグD組 日本4―0パレスチナ

(1月12日 ニューカッスル)
 大会連覇に向けた初戦を4ゴールの快勝で飾った日本代表のアギーレ監督は「点差はあったが、楽なゲームではなかった」と振り返った。

 前半8分に早々と遠藤のミドルシュートで先制すると、同25分には香川のシュートを岡崎がヘッドでコースを変えて追加点。前半終了間際には香川が得たPKを本田がきっちり決めて3点リードで前半を折り返した。

 後半も勢いは止まらず、4分に吉田のヘッドで追加点。FIFAランキング54位の日本に対して同115位と格下の相手とはいえ、難しい初戦できっちり白星を手にした指揮官は「両チームとも意欲的にプレーできた。修正点はあるが勝ち点3取れたことは良かった」と前向きな言葉を並べた。

 前日の公式会見では海外メディアから自身の八百長疑惑に関する質問を受け、不快感をあらわにした指揮官。この日の試合中も不満げな表情を見せる場面もあったが、終了後には「ベストを望んでいるが、そうならなかった時の反応」と強調し、快勝に白い歯をのぞかせた。

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2015年1月12日のニュース