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前橋育英 大舞台での勝負強さピカ一“決勝男”渡辺凌で初Vだ!

[ 2015年1月12日 05:30 ]

決勝を前に、報道陣の取材を受ける前橋育英のU―19日本代表MF渡辺凌(右)

 全国高校サッカー選手権は12日、埼玉スタジアムで前橋育英(群馬)―星稜(石川)の決勝が行われる。

 初優勝を狙う前橋育英は11日、埼玉県川越市内で約1時間の最終調整。“決勝男”のU―19日本代表MF渡辺凌磨(3年)は今大会初得点でチームを頂点に導く意気込みだ。昨夏の全国高校総体群馬県予選決勝の常磐戦で延長前半に決勝弾を決め、今大会の県予選決勝の前橋商戦でも先制点を挙げるなど大舞台での強さはピカ一。13年のU―17W杯UAE大会でも3得点のアタッカーは「大舞台でも緊張しない。最後は自分が大きな大きな得点を取れれば」と決意を示した。

 星稜は昨夏の全国高校総体準々決勝で2―1で破った相性の良い相手。その試合で渡辺凌は決勝点を決めただけに「ゴールのイメージはできている」と頼もしい。

 早大に進学する世代屈指の点取り屋は、バイエルンMのドイツ代表MFゲッツェに憧れている。14年W杯ブラジル大会決勝で、世界一を勝ち取る劇的ゴールを挙げた本家に負けじと、タイガー軍団のエースが殊勲のゴールを目指す。

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2015年1月12日のニュース