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本田、不格好でも凡ミス減らす「奇麗なサッカーは期待しない方がいい」

[ 2015年1月10日 08:10 ]

上半身裸でピッチを後にする本田

アジア杯開幕

 日本代表FW本田が連覇の鍵に、奇麗なサッカーを捨てることが重要だと説いた。相手は自陣を固めてスペースを消してくることが予想される中、「スペースがないんで無駄なミスをなくすことが大事」と強調。「この暑さですから、そこまで奇麗なサッカーは求めない方がいいし、自分たちも期待しない方がいい」と言い切った。

 日本代表はザックジャパンに象徴されるように、最近ではショートパスを回して日本人特有のアジリティー(敏しょう性)で相手DF陣を崩す、いわば奇麗なサッカーを展開してきた。だが、本田はアジアとの対戦で暑さも敵となる今大会に関し、見栄えを度外視した不格好なサッカーこそが連覇への早道と考えている。凡ミスを減らすことで相手の速攻を許す場面も少なくなる可能性が高く「凡ミスがなくなればDFもいい形で守れる」とイメージを高めた。

 練習後は指揮官とジェスチャーを交えて意見交換する場面も見られた。「いよいよという感じ。今は(自分の状態は)6~7割。プロですから(12日に)十分と言えるようにしないといけない」。前回大会のMVP男は、泥くさくアジア杯連覇を狙いにいく。

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2015年1月10日のニュース