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地元Vへ新星誕生!豪州 22歳ルオンゴV弾で開幕戦4発圧勝

[ 2015年1月10日 05:30 ]

<オーストラリア―クウェート>前半、ヘディングで逆転のゴールを決めるオーストラリアのルオンゴ(21)

 アジア杯開幕戦が9日にメルボルンで行われ、前回準優勝の開催国オーストラリアがクウェートに4―1で逆転勝ちした。光ったのは22歳のMFルオンゴだ。0―1の前半33分、ペナルティーエリアで相手をかわして中央へマイナスのパスを送り、35歳のFWカーヒルの同点弾をアシスト。同44分にはヘディングで勝ち越しとなる代表初ゴールを決め「びっくりだよ。地元で決められるなんて信じられない」と話した。

 イタリア出身の父とインドネシア生まれの母を持ち、18歳でトットナムと契約。プレミアで出番はなくレンタル移籍を繰り返したが、イングランド3部スウィンドンで定位置をつかみ、昨年のW杯ブラジル大会では代表歴1試合ながら、サプライズでメンバー入りした。代表のポステコグルー監督が推し進めるパスサッカーと世代交代を象徴する若きテクニシャンだ。

 W杯では3戦全敗に終わった指揮官も「失点して、逆に選手たちが踏ん張ったのでは」と満足の初戦。4年前は日本に延長で敗れて届かなかったタイトルの初獲得へ、好スタートを切った。

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