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鹿島、逆転V遠のく…浦和との勝ち点差は7のまま

[ 2014年10月26日 23:28 ]

J1第30節 鹿島1―1浦和

(10月26日 カシマ)
 鹿島は3位に浮上したが、浦和との勝ち点差は7のまま。セレーゾ監督は「まだシーズンは終わっていない」と言葉を絞り出したが、残り4戦での逆転優勝はきわめて厳しくなった。前半にGK曽ケ端がPKを止め、カイオが右足で絶妙なシュートを突き刺して先制。後半に追い付かれた後も好機をつくったが、勝ち越せずに4試合未勝利となった。

 痛い引き分けにも、曽ケ端は「前にもホームで負けている。この試合だけがポイントではない」と冷静に受け止めた。2007年の逆転優勝を知る本山は「何が起こるか分からない。勝っていくしかない」と努めて前向きだった。

 ▼鹿島・セレーゾ監督 うちの武器の一つはパスワークだが、物足りなかった。相手を恐れたのか、自分たちが消極的になったのかは分からない。勇気と根性を持ってやらないといけない。

 ▼浦和・ペトロビッチ監督 序盤のPKを決めていればより勝利に近づいていたと思うが、選手のパフォーマンスには満足している。慌てることなく試合をコントロールしながら進められた。いいチームになっている。

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2014年10月26日のニュース